スミヌリ 2012年 黒御影石、墨 80×45×5cm
忘れるために、墨を塗る。しかし、墨という膜がはられるだけで無になることはない。そこには葬り去ろうとした行為の痕が残される。忘却という行為を通じて、存在についてみつめようとした。